2008年 02月 20日
道路特定財源について |
”ガソリン国会” なるものの中で
暫定税率をめぐり 与野党が攻防!
マスコミもこれを取り上げない日はない。
地方自治体の首長としては
まして 交通手段がどうしても 車が中心の
栃木県の首長としては 中央でのやりとりが
”不思議” なものにしか写らない。
なぜ 全国の知事が なぜ 県内すべての市町長が
暫定税率の堅持 を求めているのか?
そこには テレビの話とは まったく違う事情がある。
益子町の話をさせてもらえば 益子町の”道路特定財源”
の税収は 1億9000万円。
全く足りない!!
だから 他の財源を足して 事業を行っている。
そうゆう状態だから これを一般財源化すれば、、、
なんていう話は 地方の経営の現場をまったく
理解していない話で そもそもが不足しているものを
一般財源化することは 無意味でしかないし、
益子町において今 減税論を持ち出せる状況は まったくない。
仮に暫定税率が廃止になったら
益子町は9000万円~1億円の税収減である。
益子町の来年度予算は2.9%減の63億円
10年前は80億弱あった予算をここまでしぼり込んでいる
経常収支比率が100%に限りなく近く余裕はない
また そんな中 次世代への負担は減らすべく
起債残高は ここ2年間で78億から74億と約4億
減らしながら 基金を1億6000万やっとのおもいで積み上げた
職員も大幅に減らし 来年度はついに152名。
人口規模からしたら 県内はもとより 全国的にみても
相当 少ない。
中央マスコミの方々にはガソリンは安い方がいいか?
と 問う前にもっと地方の実態を把握してもらいたい。
ガソリンも税金も 安い方が 誰だっていい。
そんな当たり前のことではなく それが及ぼす影響も
十分伝えた上で 世論に問うて欲しい
益子町が行う道路事業の最優先は
”安全の確保” である。
通学路の歩道と老朽化した橋の写真をご覧頂きたい


上の写真は益子町が施工した待望の歩道
そして 下は生田目地区の県道の歩道工事である。
こういう事業を決して ”無駄” などと言って欲しくないし
歩行者や自転車の安全を確保するための
”一部分”を 車を運転する方にご負担願いたい
ということなのだ。


また上の写真の様に 経年劣化に伴う老朽化した橋がある
補修では限界があり 今後は随時 架け替えが必要
やはりこれも 車を乗る方に 一部負担をお願いしたい。
栃木県の交通事故死者数(平成18年)は
全国ワースト3位。
それなのに通学路の半分以上は未だ歩道がない。
今 ガソリンが高いのは けっして税金のせいではない。
そして 地方は安全の確保でさえ 今の税収では足りない。
政治家が 今すべきは 次世代に負担を残さない様
税の堅持を 国民にお願いする事だと思う。
喜ばないことを あえてお願いする事だと思う。
また地方の首長の立場から今回をきっかけに
国と地方の 特定財源の配分の見直しを訴えたい
国は3兆4千億 地方は2兆2千億 という配分を
見直して欲しい。
栃木県は1世帯平均13万円のガソリン税を払っている
日本でも指折りのはずで ちなみに東京は3万円台。
ちなみに益子町は7700世帯としたら 約10億円のガソリン税を
町民が払っていることになる。
国の事業でもし無駄があるとするならば
特にたくさん払っている地方に財源をお渡しいただきたい。
栃木県も 益子町も お人好しはそこそこにして
声を 張り上げる時 だと思う
暫定税率をめぐり 与野党が攻防!
マスコミもこれを取り上げない日はない。
地方自治体の首長としては
まして 交通手段がどうしても 車が中心の
栃木県の首長としては 中央でのやりとりが
”不思議” なものにしか写らない。
なぜ 全国の知事が なぜ 県内すべての市町長が
暫定税率の堅持 を求めているのか?
そこには テレビの話とは まったく違う事情がある。
益子町の話をさせてもらえば 益子町の”道路特定財源”
の税収は 1億9000万円。
全く足りない!!
だから 他の財源を足して 事業を行っている。
そうゆう状態だから これを一般財源化すれば、、、
なんていう話は 地方の経営の現場をまったく
理解していない話で そもそもが不足しているものを
一般財源化することは 無意味でしかないし、
益子町において今 減税論を持ち出せる状況は まったくない。
仮に暫定税率が廃止になったら
益子町は9000万円~1億円の税収減である。
益子町の来年度予算は2.9%減の63億円
10年前は80億弱あった予算をここまでしぼり込んでいる
経常収支比率が100%に限りなく近く余裕はない
また そんな中 次世代への負担は減らすべく
起債残高は ここ2年間で78億から74億と約4億
減らしながら 基金を1億6000万やっとのおもいで積み上げた
職員も大幅に減らし 来年度はついに152名。
人口規模からしたら 県内はもとより 全国的にみても
相当 少ない。
中央マスコミの方々にはガソリンは安い方がいいか?
と 問う前にもっと地方の実態を把握してもらいたい。
ガソリンも税金も 安い方が 誰だっていい。
そんな当たり前のことではなく それが及ぼす影響も
十分伝えた上で 世論に問うて欲しい
益子町が行う道路事業の最優先は
”安全の確保” である。
通学路の歩道と老朽化した橋の写真をご覧頂きたい


上の写真は益子町が施工した待望の歩道
そして 下は生田目地区の県道の歩道工事である。
こういう事業を決して ”無駄” などと言って欲しくないし
歩行者や自転車の安全を確保するための
”一部分”を 車を運転する方にご負担願いたい
ということなのだ。


また上の写真の様に 経年劣化に伴う老朽化した橋がある
補修では限界があり 今後は随時 架け替えが必要
やはりこれも 車を乗る方に 一部負担をお願いしたい。
栃木県の交通事故死者数(平成18年)は
全国ワースト3位。
それなのに通学路の半分以上は未だ歩道がない。
今 ガソリンが高いのは けっして税金のせいではない。
そして 地方は安全の確保でさえ 今の税収では足りない。
政治家が 今すべきは 次世代に負担を残さない様
税の堅持を 国民にお願いする事だと思う。
喜ばないことを あえてお願いする事だと思う。
また地方の首長の立場から今回をきっかけに
国と地方の 特定財源の配分の見直しを訴えたい
国は3兆4千億 地方は2兆2千億 という配分を
見直して欲しい。
栃木県は1世帯平均13万円のガソリン税を払っている
日本でも指折りのはずで ちなみに東京は3万円台。
ちなみに益子町は7700世帯としたら 約10億円のガソリン税を
町民が払っていることになる。
国の事業でもし無駄があるとするならば
特にたくさん払っている地方に財源をお渡しいただきたい。
栃木県も 益子町も お人好しはそこそこにして
声を 張り上げる時 だと思う
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by t-ohtsuka510
| 2008-02-20 12:54
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